2022年2月28日月曜日

Elden RingのEasy Anti-Cheat が特定のマウス制御アプリを起動している場合にマウスの視点変更をラグらせる

2月25日にフロム・ソフトウェアから待望のElden Ringが発売されたので購入した。(amazonのおかげで実際に手元にSteam登録コードが届いたのは26日だが)。ダークソウル3の続編として期待していた。キャラメイクに数時間かけてやっとゲームをまともにはじめたのが27日だが、ゲームがひどくラグい。噂には聞いていたが尋常じゃないほどラグいのだ。

ビデオカードはRTX2070だしPCのスペックは問題ないはずなのだがマウスとキーボードでゲームをやっているときにマウスで視点変更をするとものすごくラグくなる。マウスを使って視点変更をしなければ問題がないがそれではゲームができない。原因がわからないので検索してみるといろいろと設定を変えれば改善されるとあったので、エルデンリング本体のグラフィック設定を低にしたりNvidiaビデオカードの設定やWindows10の設定などを変えたが改善せず。

原因から言うとこれはEasy Anti-Cheatのせいだった。毎回ゲームを終了するとEasy Anti-Cheatの警告ダイアログが表示される。そこに表示されるエラー文はこれ。

Easy Anti-Cheat

Untrusted System File (ここに問題となっているdllファイルのパスが入る)

ゲームプレイ中にマウス操作を制御するようなdllを使っているアプリは全てEasy Anti-Cheatに干渉されているようだった。自分が使っているマウス制御系のツールは MouseGestureL、かざぐるマウス、Claunch、MMExだ。これらは全てマウス挙動を制御するアプリで、どれもdllファイルを使っている。もちろんチートツールではない。マウスジェスチャや、マウスのショートカット割り当てなどをするだけのアプリだ。これらのアプリを起動したままElden Ringを起動し、マウス操作で視点変更するとラグる。これらのアプリを全て落としておけばラグは一切なくなった。

マウス制御系のアプリを使っている人はElden Ring起動中は落としておいたほうがいいと思う。しかし親切心からなのかしらんが、上記のアプリを起動していてもゲーム自体は遊ばせてくれる。マルチプレイでゲームをしていたが、ラグがおきても普通に遊べてしまう。そのせいでEasy Anti-Cheatのせいでラグが起きていると気づかなかった。チート監視をしたいのなら上記のツールが起動している場合はゲームを遊ばせないとか、少なくともゲームプレイ中にラグがおきますと警告文をだしてくれればいいものを。ラグの原因がわからないまま数時間もゲームをやってしまった。チートは一切しないのにこれでは迷惑な話だ。序盤の難敵ツリーガードと爛れた樹霊をマウス視点操作ほぼなしで倒すとかアホな縛りプレイをやってしまった。自分以外にもEasy Anti-Cheatが引き起こしているラグに気づかずにゲームを無理やりやっている人やSteamにマイナス評価を書き込んでいる人がいるかもしれないな。

 低に設定していたグラフィック設定は高に戻しておいた。高でも問題なく遊べる。というか低に設定しておくと別の問題が起きていて、フィールド上の敵が見えなくなるのだ。フィールド移動中に見えない敵から殴られて、そこで敵の存在に気づきロックオンしてなんとか戦える状態。完全に非表示になっているわけではなくて、敵データの読み込みが一時的に成功するようなときもあってそこで無理矢理にバックスタブを取っていた。それと霊馬トレントが消える。乗馬の姿勢で高速空中浮遊する操作キャラクターを見て、愕然とした。シリアスな世界観がぶち壊しである。一体どんな修行を積めばこんなことができるのだと。操作キャラ以外が消えるなんてのはゲームが真面目に遊べなくなるほどの問題だと思うが、Easy Anti-Cheatとグラフィック設定 低 のあわせ技でこうなっていたのか、問題の原因はよくわからないが、とりあえずグラフィック設定を中以上にしておけば敵が消えることはほとんどない。たまに読み込みが遅くて近づくまで敵が見えないことはあるが。それも大問題なんだが、これからなんとかしてほしいと思う。

前にEpicのフォートナイトで特定のアプリが弾かれてゲームが起動できなくなったことを思い出したがフロム・ソフトウェアのゲームでもこういうことが起きるとは思わなかった。PC版のダークソウル3はこういうチート監視ツールがなかったせいでチートで溢れていた。チート野郎に呪殺されるたびにクソチート野郎くたばれと思いながらダクソ3のオンラインプレイをやっていたものだ。その対策としてやったことなんだろうが、いきなりやらかした感がある。ゲーム自体は面白いのだが、それ以外の不具合のせいで評価を落としている。こういうことはこれからしっかりやってほしいものだ。 

 

2022年1月11日火曜日

Windows10では「Windowsキー+F15キー」ショートカットは 「Windowsキー+PrintScreenキー」ショートカットと同じだと知らなかった話

 自分のような状況になる人はまずいないとは思うがあまりにも不運な状況に陥ったので記事にしておく。

最近普段アクセスしないWindows10のフォルダーを見ていたら気づいた。C:\Users\ユーザー名\Picturesフォルダー内にScreenshotsというフォルダーが作成されており、中に無数の画像がpng形式で保存されているのだ。画像を見ると、すべて自分のPCのデスクトップをスクリーンショットした画像。画像は400枚あり、名前はスクリーンショット (1).pngからスクリーンショット (400).pngとなっている。恐怖である。画像の作成日時をみると1年前にスクリーンショットが取られ初めて、半年前に画像生成はストップしている。なのでだいたい半年間スクリーンショットが取られ続けていたことになる。自分が気付かないところで。これはウィルスにやられたのかと震えながら、「いやウィルス感染するようなことはしていないだろう」と考えながら必死になって原因を調べ始めた。原因がわからなければウィルス感染の可能性も考えOSのクリーンインストールをするしかないと覚悟を決めて。

そもそも自分はRaptureというフリーソフトを使ってスクリーンショットを取っているのでWindowsのスクリーンショット機能は一切使っていない。なのでWindowsのスクリーンショット機能については、「Windowsでスクリーンショット画像を見る方法→Printscreenキーをおして画面キャプチャーしWindowsのペイントを開いてCtrl+Vでキャプチャー画像を貼り付け。ここでようやくスクリーンショット画像が見れる」とかそんな雑な知識しかなかった。そのため「なぜスクリーンショット画像がペイントを通さずこんなに大量に保存されているのだ?ありえないだろ?」と思いながら調べてみるとWindowsというやつはWindowsキー+PrintScreenキーでデスクトップのスクリーンショットを前述のScreenshotsフォルダーに直接保存してくれるのだと知った。ということはWindowsキー+PrintScreenキーを間違って押し続けた結果の400枚のpng画像なんだな、、とは当然ならない。400回もこんな押しにくいキーコンビネーションのショートカットを誤爆するはずがないからだ。

色々調べるとWindows10ではWindowsキー + Fキー を押すとフィードバックHubとかいうマイクロソフトにWindowsの苦情を言うためのアプリが起動するが、そのアプリには起動するとデスクトップのスクリーンショットを勝手に撮影してくれる機能があると知った。WindowsキーとFキーはWindowsキー+PrintScreenキーよりは押しやすい。しかしこのキーコンビも400回も押すことは同じく考えられないし、フィードバックHubがキャプチャーした画像はCapture0.pngという名前になるし、その画像が保存されるフォルダーはC:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Packages\Microsoft.WindowsFeedbackHub_8wekyb3d8bbwe\LocalState以下にあるフォルダーの中だ。

どうしても原因がわからないので、400枚のスクリーンショット画像を何度も見直してみた。画像の中で自分がしていたことになにか共通性はないかと考えると、何枚かの画像で同じようなことをしていることに気づいた。Autohotkeyスクリプトで何かをしているのだ。自分はAHKスクリプトファイルにNotepad++で編集を加えるたびにバックアップを取るようにしているのでスクリーンショットが取られ始めたころと取られなくなった頃のAHKファイルのバックアップを調べて気づいた。AHKでWindows+F15キーの組み合わせで発動するスクリプトを設定してからWindows10でスクリーンショットが取られ始めているのだ。スクリーンショットの画像をみると確かのそのキーに割り当てたAHKスクリプトが動いてるような感じがする。当然スクリーンショットが取られなくなったのはAHKでWindows+F15キーを使わなくなってからだ。

自分はF13からF24キーをLogicoolの多ボタンマウスG600に割り当てて使っている。F13からF24キーはたいていのアプリで未使用なので好き放題やれる。BlenderなんかはF13からのファンクションキーもショートカット割当可能だったりして色々使いみちがあるキーだ。なのでG600に割り当てたF15とキー自分はほぼ使っていないWindowsキーを修飾キーとして組み合わせて、Windowsキー+F15キーを押すとAHKスクリプトを動かすようにしていたのだが。このキーの組み合わせが何かをしているんだろうと考えたが、これで発動するショートカットがあるのか?どうせ振り出しに戻るんだろう、と考えながら検索してみるとこのページがヒットした。

https://social.msdn.microsoft.com/Forums/vstudio/en-US/cd0ad6b9-77a4-434d-8ed7-722ae21a39f1/keyboard-shortcuts?forum=vbgeneral

このページはマイクロソフトのVisual Studioのフォーラムのようだがこれはここに投稿された質問スレッドだ。この質問スレッドの作成者は「(Visual Studioでは?)ショートカット割り当てでF13キーからF24キーが使えるようだがそんなボタンはキーボードにないしなんのためにこの設定があるのか?」みたいな質問している。続けてF13以降のファンクションキーがあるキーボードのことを話してる人などがいて、その回答者に混じってWindowsで使える、WindowsキーとF13以降のファンクションキーのショートカットに言及している人がいるのだ。これがそのキーボードショートカットらしい。

Windows + F13: no function?
Windows + F14: no function?
Windows + F15: screenshot (equivalent to pressing Windows + Print Screen?)
Windows + F16: shut down PC
Windows + F17: no function?
Windows + F18: open Cortana in listening mode
Windows + F19: screenshot (equivalent to pressing Windows + Print Screen?)
Windows + F20: quick note
Windows + F21: open Settings
Windows + F22: choose projection mode
Windows + F23: no function?
Windows + F24: screenshot (equivalent to pressing Windows + Print Screen?)


この中のこれが問題のショートカットだ。
Windows + F15: screenshot (equivalent to pressing Windows + Print Screen?)
しっかりとWindows+F15はWindowsキー+PrintScreenと同じことをすると書いてある。まさかそんなはずはとWindowsキーとF15キーを押してみたがしっかりと前述のScreenshotsフォルダーにデスクトップのキャプチャー画像が保存されていた。

Windowsキーを修飾キーとして使って発動するWindows用のショートカットは案外数多くあるようで。自分はまったく使っていないが。このWindows用のショートカットというやつはAHKで別の動作を割り当ててもおかまいなしに動き出すことがかなりあるが今回はそれだった。Windowsキー+F15キーに割り当てたAHKスクリプトが動いていながら、Windowsのスクリーンショットショートカットもそのまま動いていたというそれだけの話。これが謎のスクリーンショット画像の原因だと問題は解決したのだった。。。

しかしWindows10用のプリントスクリーンのショートカットを調べても検索ヒットするのはPrintScreenキーとWindowsキーと通常のキーの組み合わせばかり。F15キーに言及してる人なんていない。Windowsキー+F15キーでこんなことができるなんて知りようもない。というかマイクロソフトもそんなショートカット用意しておくなよと。誰が使うんだと。とまあ運悪くWindowsキーとF15キーを組み合わせてAHKスクリプトを動かしていたから半年間もデスクトップ画像をキャプチャーされ続けていたわけだ。Screenshotsフォルダに無数のpng画像を見つけたときはウィルスにやられたのだと愕然としていたが。この原因がわからなければどうなっていたことか。クリーンインストールなんてしてしまったら元の環境に戻すまでまたさらに数日費やすことになっていたはずだ。

2021年3月22日月曜日

Smiths の Panic の和訳 と youtubeがおすすめしてくる曲について

SmithsのPanicを和訳したかったので和訳したけれど、それに関連してyoutubeのレコメンド機能について描きます。

 youtubeで自動再生を続けていくと自分の好みに偏った音楽がおすすめされてされていく。おすすめされた曲でも気に入らないものがあれば「興味なし」とyoutubeに伝えればおすすめから外されていくのである程度おすすめされる曲の方向性を自分で決定することもできる。ここ1年位でおすすめされてきた曲で自分がリピート再生した回数が特に多かった邦楽は以下の7曲。

NINGEN ISU / Heartless Scat(人間椅子 / 無情のスキャット)  

あいみょん - マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】  

group_inou / HEART (single mix)  

Official髭男dism - Pretender[Official Video]  

八十八ヶ所巡礼 「攻撃的国民的音楽」  

フジファブリック (Fujifabric) - 若者のすべて(Wakamono No Subete)  

 Base Ball Bear - short hair


すべて自分好みの曲ではあるのだが、もしも「これらの曲の詞を読んでグループ分けをしてください」と学校の先生に言われたら自分なら2つのグループにわける。しかしまあどうして音楽というやつは詞のテーマがこうも限定されてしまうのだろうか。7曲もあるのにそのうち4曲が同じようなことを歌っている。様式美と言えば聞こえはいいのだろうが、代わり映えのしない光景だとも言える。そしてブログタイトルにあるSmithsの曲 Panicだが、この曲が見事に自分の気持ちを代弁してくれている。モリッシーがPanicの作詞をしたのは1987年くらいだから、もうずっと昔から音楽はこうなのだ。87年どころじゃないもっと前からそうだろう。ミュージシャンになったらそのことについて歌わないといけない、とおそらく決まっているわけで、だからこそ彼らがやっていることは様式美なのだ。先人たちが築き上げてきたポップミュージックのフォーマットを忠実に守っているわけだ。それを否定することはミュージシャンであることを否定することになる。多分そういうことなんだろう。しかし「他になにか歌いたいことないの?」って考えてしまう。そんなこと聞いたって、「他に歌いたいことはあるんだけどビートルズもそうしてるから」とか言い返されるんだろう。

別に片方のグループのミュージシャンを馬鹿にしてるわけではない。何度も聞き返すくらいに好きな曲なのは間違いない。しかしそういう曲を聞いて思うことは"Because the music that they constantly play,It says nothing to me about my life."で、「やっぱモリッシーだわ」、なのだ。


Smith - Panic
 

 

Panic on the streets of London
Panic on the streets of Birmingham
I wonder to myself
Could life ever be sane again?
The Leeds side-streets that you slip down
I wonder to myself
ロンドンの通りでパニックがおきている
バーミンガムの通りでもパニックだ
そしてこう考える
この生活が元通り正常になることはあるんだろうかと
君がつまずくリーズの横道
そこでこう思う

Hopes may rise on the Grasmere
But, Honey Pie, you're not safe here
So you run down to the safety of the town
But there's panic on the streets of Carlisle
Dublin, Dundee, Humberside
I wonder to myself...
グラスミアだったら希望はあるかもしれないが
しかし君、ここは安全じゃないよ
だからその街の安全なところまで走っていくんだ
しかしカーライルの通りでパニックがおきてる
ダブリン、ダンディー、ハンバーサイド
そこでこう思う

Burn down the disco
Hang the blessed DJ
Because the music that they constantly play
It says nothing to me about my life
Hang the blessed DJ
Because the music they constantly play
ディスコを焼き払え
あのイラつくDJを吊るし上げろ
あいつらがいつもかけてる音楽は
私の人生にまったく関係がないことを歌ってるから
あのいまいましいDJを吊るし上げろ
だってあいつらがいつもかけてる曲は

On the Leeds side-streets that you slip down
Provincial towns you jog 'round
君がつまずくリーズの横道
君がジョギングをしてる田舎の町々

Hang the DJ
DJを吊るし上げろ