2018年4月30日月曜日

TWITE の Intuos用ステンレスハイブリッド芯を使ってみた感想

今現在デジタル絵を描く時にはWacom Intuos 4を使ってる。タブレットにはオルファのカッターマットを貼り付けてペン先にひっかかりが出るようにしてる。

このIntuosの替芯は高いし、使っていくうちにペン先が磨り減ってペン先が変な形になっていく。こうなると絵を描く時にタブレットに貼り付けたカッターマットへ変な角度で食い込むためキレイに線が引けなくなる。これが非常にストレスでどうにかならないかと悩んでいた。

Intuos用の替芯として、非純正だがペン先が摩耗しにくいステンレス芯というものがよく出回っている。ただこれは替芯全体がステンレスなので、筆圧の強い自分が使うと確実にペンのセンサー部分をダメにすると思って使わずにいた。ただTWITE がだしているステンレスハイブリット芯と言うやつは、ペン先がステンレスでそれ以外は樹脂となってるらしい。しかもペン先が尖っていなくて丸くなっている。これはいけそうだと思い購入してみた。

使ってみた感想。先端の材質はステンレスになっているが、これが結構ガサガサと音がなりそうなくらいに摩擦が生じる。Intuos純正の樹脂芯よりもひっかかりが強く、書き心地はフェルト芯に近い。更に先端が丸くなっているため、線を引いてもカッターマットに食い込むような感触はまったくない。使い始めは違和感があったが慣れていくと問題なく線が引けるようになった。ペンを傾けて線を引く場合、先端のセラミック部分と樹脂部分の境目がタブレットに当たりそうにみえたが、自分が使用している限りではそういったことはなかった。今の所ペンに不具合は起きておらずかなりいい感じに絵が描けている。セラミックであればペン先が摩耗し変形してしまうことも当分ないだろう。

こういうものをWacomが純正で出せばいいのにとは思うが、あそこは劣化が早く金額的にも高い替芯を売ることでお金を稼いでいるところがあるのでまずこういった優れた替芯を出すことはないだろう。最近のPro ペンの芯なんかはかなりの速さで摩耗していくらしいが、使い捨てではない芯を販売する気なんてWacomには絶対にないだろう。

それと今回 TWITEの替芯はアリスブックスというところで購入した。TWITEが販売している替芯は種類が多いので何種類かまとめて買おうかと、替芯1本 を3種類購入しようとした。アリスブックスでは一個口162円が送料となるメール便が選べるというのは良かったのだが、メール便送料が替芯2本までなら162円なのに、3本購入すると324円になった。なぜこんな小さな替芯を3本送るのに2個口で発送する必要があるのだろう。本命はステンレスハイブリット芯だったし、余計な送料がかさむのも嫌なので結局、2種類の芯を買うだけにした。

ステンレスハイブリット芯はここから買えます。
http://alice-books.com/item/show/1113-3 




追記 20190327

この記事を書いたのが2018年4月。今は2019年3月27日だが、結局TWITEのステンレスハイブリット芯はずっと使い続けている。芯を一度も交換していないし、ペン自体に不具合は発生していない。筆圧が強い自分が使っていても何も問題がないのだから他の人が使ってもまず問題はないと思う。芯の感触に完全に慣れたし、芯が全く摩耗しないので、Wacom純正の芯のように芯が摩耗し線がひきにくくなることもなく、常に安定した線がかける。このステンレスハイブリット芯は実にできが良い。

また同じことを言うが、これをWacomが自身で売らないというのが不誠実だ。一体何年ペンタブレットを売り続けてるんだ。芯の摩耗が早いと苦情を言われ続けているはずなのに、こういった社外品の優れた芯のことを黙殺し続けている。馬鹿げた話だ。