2019年8月23日金曜日

ロジクールマウスのプロファイルが切り替わらなくなるときの対処法備忘録

ロジクールのマウス G600tを使っているが、このマウスは起動してるアプリケーションごとにプロファイルが用意でき、マウスボタンの割当が個別に用意できる。例えば、Fortniteをしているとき用とそれ以外の作業をするときには別々のプロファイルを用意するとかそういうことができる。

しかしこのプロファイルが自動で切り替わらなくなることがたまにある。そうなる原因だが、多分、フルスクリーンでゲームをしているときに、Alt+Tab押しでゲームのフルスクリーン状態を解除しているときだ。これを繰り返していくうちに、プロファイルが切り替わらなくなってしまうのだ。

こうなった場合、どうしたらいいのかよくわからないのだが、とりあえず、Logicool ゲームソフトウェアをアンインストールし、再インストールしてみたが、こうしてもプロファイルは切り替わらなかった。マウスを接続していたUSBケーブルを別のポートに繋ぎ直してみてもだめ。


次に、新規プロファイルを作成し、そこに「既存のプロファイルからコピーをする」で、切り替わってくれなくなったプロファイルをコピーして新しくプロファイルを作り直した。そして切り替わらなくなったプロファイルを削除した。こうしたらプロファイルがまた切り替わるようになったのだった。しかし前に不具合を直したときにはまったく別の方法で直した覚えがある。なので、プロファイルの作り直しで治るとは言い切れない。とりあえずは、プロファイル周りの設定をいじり直せばプロファイルが切り替わらなくなる解消する可能性はあると思う。

以前書いたプロファイルの作り直しはおそらく無意味だと思う。あとはエクスプローラーの再起動も無意味だった。手っ取り早いのはPC再起動だとは思うが、それでも治らない可能性はある。ただ再起動をするのも面倒なのでWindows10であれば、タスクバーにあるタスクビューから新しいデスクトップを作成してそちらからゲームを起動しなおせば治ったことはある。デスクトップを作り直しているのだから再起動と同じようなことをしているのだとは思う。


更に追記
プロファイルが切り替わらなくなる症状が起きたとは、全画面で起動するゲーム用のプロファイルが切り替わらなくなる。なのでロジクールマウスが原因でこうなっているわけではないような気がする。ためしに非全画面のアプリで操作をするとプロファイルは切り替わる。仕方がないのでNvidiaのビデオカードのドライバーをクリーンインストールしたが症状は改善した。毎回問題が起きるたびにビデオカードのドライバーをクリーンインストールしなくてはいけないのかと考えるとうんざりする。

更に追記
スリープを使った状態でパソコンを長期間動かし続けているとビデオカードのドライバーがクラッシュすることがあるのだが、今回も同じ様にドライバーが異常停止した。そしてゲームをやるとまたロジクールマウスのプロファイルが切り替わらなくなっていた。なので前の追記のときと同じ様にNvidiaのドライバーをクリーンインストールしたが、プロファイルが切り替わるようになった。この現象はやはりドライバーの問題のようだ。




とロジクールマウスのプロファイルが切り替わらなくなったときにするべきことを備忘録的にブログ記事にしておく。また不具合が起きたときには加筆します。

追記
ただビデオドライバーをアップデートしただけで症状は改善した。なのでクリーンインストールなどは不要でただドライバーを再インストールすればいいかもしれない。

2019年7月23日火曜日

隻狼 sekiro shadows die twice をクリアしたので感想を書く

フロム・ソフトウェアから発売された隻狼をクリアした。ゲーム自体はSteamで購入。サマーセールで20%引きだったので買った。近年フロム・ソフトウェアから発売されているゲームはどれも高難易度となっていて、隻狼はずば抜けて難しいと聞いていたので恐る恐るやってみた。たしかにかなり難しかった。

同じくフロム・ソフトウェアから発売されているダークソウルをやり続けていた自分だがそのダークソウルをやる感覚で隻狼をやり続けてとあるボスでほぼ詰み状態になった。このゲームはダークソウルのようにローリング回避ができず、動作中の無敵時間が短いステップ回避しかない。そのステップ回避を使ってボスの体力ゲージをゼロにするようなプレイスタイルを続けていたのだが、それではまったく歯が立たないボスがでてきてしまったのだ。そこでガードを使って敵の攻撃を弾くということをし始めた。相手の攻撃をタイミングよくガードすると相手はバランスを崩し、相手の体幹ゲージが増えていく。体幹ゲージが貯まりきるといくら体力が残っていようが相手をそのまま抹殺できる。いくら斬ろうがボスクラスの敵はダメージがまったく通らないので体幹ゲージを減らさなければどうにも勝てないということが理解できてやっと倒せなかったボスが倒せた。

ちなみにそのボスは平田屋敷にでてくるまぼろしお蝶というボス。漫画太郎の漫画にでてきそうな機敏で人間離れした動きを連発する婆さんだ。こいつがまあ強くて強くてかなり手こずった。しかし女ボスにするならもっと若くて美しい女性でもよかろうと思ったが、そこはフロム・ソフトウェアなのだろう。

まぼろしお蝶。見ての通り婆さんである。このゲームにでてくる女性はほとんどが婆さんだ。つまり婆さんゲームとも言える。


まあそんな調子でゲームを続けていたが、終始和風のステージが続き、背景といってもどれもがきれいで見とれてしまう。雪に包まれた廃寺や山城、竹林や紅葉、桜舞い散る宮、ススキ野原。鳥居に灯籠と卒塔婆と仏像に巨大石仏。敵には巨大な馬に乗る鎧武者がでてくれば、首なしの落ち武者や天蓋をかぶった尺八を吹く女幽霊なども出てきて怪談要素もある。仁王をやっていない自分はこういったリアル路線の本格的な和風の3Dゲームを実質初めてやったことになるのだがこのゲームの作り込まれた戦国時代の日本に単純に感動してしまった。この日本はハリウッド映画にでてくるような安っぽいオリエンタリズムから作られた日本ではない。

ステージで特に印象に残ったところが紅葉舞い散る橋の上で戦った破戒僧戦。ゲーム中下の画像にあるようなところで虫憑きと呼ばれる不死人になった尼僧と戦うことになるのだが、音楽も非常に良くて、更にステージも美しい。この破戒僧は3回殺さないと倒せないボスで結構な強敵なのだが、音楽とステージが素晴らしいので何度かやり直しをさせられても特に苦痛にはならなかった。この破戒僧が巨大な薙刀を振り回すとモミジが一面に舞い散るという演出があり、他のボス戦にはない工夫が凝らされており製作者のこだわりを強く感じ
た。


破戒僧戦の画像。降り積もる白雪と紅葉が美しい。ここが命の取り合いの舞台となるわけだ。


 破戒僧戦のBGM



ゲームクリアまでにはおそらく65時間程度かかった。やり直しはだるいのでNPCイベントはすべて調べた上でこなし、いろいろと寄り道をしていたり最強のラスボス戦でかなり手こずったのでこのくらいの時間がかかった。ダークソウルシリーズも同じくらいの時間で毎回クリアしているのでプレイ時間自体は異常に長かったというわけではなかった。

このゲームは全体的に良くできてはいるし、その美しい戦国時代を舞台にした世界観は広く受け入れられるとは思うのだがいかんせんゲームの難易度が高すぎて万人がそのすべてを楽しめる作りとはなっていない。今回はオンライン要素がないのでゲームの難易度設定ができるようにしても良かったとは思うのだが。最近やったDivinity Original Sin 2 だって、難易度設定はあった。そこはフロム・ソフトウェアのこだわりなのかもしれないが、被ダメージを減らし与ダメージを増やすといった単純な調整をするだけで優しいモードは用意できるはずだろうに、この優れたゲームが限られた人間にしか届くことがないというのが非常に残念である。

あと洋画を英語音声日本語字幕でみる日本人と同じ様に日本の作品は日本語音声英語字幕で見る人が海外にはいる。英語だけはわかるので今作の英語はどういうふうになっているのか見てみたが、やはり日本語の時代劇風の言い回しは訳せていなかった。まったく対になる表現がないので当たり前ではあるが。「さらば」が「Farewell」となっていたり、「御意」が「It's alright」になっていたり。まあこういう言語の壁を見るのも面白いっちゃあ面白い。


最後にネタバレになるがエンディング含めてのゲームのストーリーの感想。今作は主人公が喋る。ダークソウルのように物言わぬ主人公ではない。主人公の隻狼は忍びの掟に従い竜の力によって不死となった竜胤の御子を守るのだが、その過程で片腕を失い一度は死ぬ。しかし竜胤の御子の力で蘇り、1度死んでも蘇る不死の体を持つようになる。ストーリーが進むに連れて、主人公は争い事を引き起こし、人々に竜咳という病をもたらすこの竜胤自体をなくしてしまおうとする御子の願いをかなえるために奔走することになる。竜胤の力を欲する人間は隻狼の義父、梟も含まれており、隻狼はその梟に竜胤の御子を裏切るように命令されるのだが、ここでストーリーが分岐する。最終的に梟に従うエンディングと、梟を裏切り竜胤をどうするかというエンディングに分かれるが、竜胤をなくす側のエンディングは悲しいものが多い。その中で、竜胤の御子を不死の呪いから開放し、人間に戻すというエンディングがある。竜胤の御子を竜胤から開放するためには、竜胤の誓約で不死となった主人公である隻狼が死ななくてはいけないのだが、そのために物悲しいBGMが流れる中、隻狼が自刃をする。すると血しぶきとともに桜が舞い散る。これは自己犠牲の精神や主従の掟の美しさなのだろうか。隻狼が主従の掟に縛られる人間ならば育ての親である義父の梟に従っていたはず。自身もまた竜胤に縛られ、だからこその力がもたらす厄災を十分に理解できていたはずだ。単純に主に従ったのではなく、自分の意思で主と同じ考えを持つにいたり、主と同じく竜胤をなくすという目的を達成しようとしたのだろうなと思った。その過程で自らの命を投げ出す必要があったからそうしたと。まあなんというか、このエンディングで隻狼のやったことは日本的な自己犠牲の極地である、神風特攻隊みたいなものと同一視されるのも違うかなと思ったのでちょっと一言言いました。

2019年6月7日金曜日

Divinity Original Sin 2 クリアしたので感想

Larian StudiosのDivinity Original Sin2をクリアした。詳しいゲームシステムの解説などはWikiなどを読めばわかると思うので特に気になったところだけを感想として書きます。

今作はKickstarterで出資を受けて開発された前作Divinity Original Sin の続編。前作もよくできたゲームだったので評判になったが、そのために続編が発売されたようで。
前作と比べビジュアル面は非常に強化され、Dvinityシリーズに存在する種族エルフ、リザード、ドワーフが登場した。これらの種族は人間とは等身が違うため基本キャラクターモデルの使い回しができないはずだが、予算が潤沢にあるからこういうことができるのだろうなと思った。前作はこれらの種族は登場せず、ほぼ人間しかでてこなかったことを考えると贅沢な話だ。それでもこのゲームはインディーゲーム扱い。それでいて売上も良いというのだからすごい話だ。

基本的にゲームシステムは前作とあまり変わらないのだが、決定的に違ってくるのが、主人公が1人なところ。主人公のキャラメイクも前作とは違い、オリジナルキャラクターを自作するか、すでに用意されている6人のキャラクターを主人公として選択するかが選べる。ここでこだわるがあるならオリジナルキャラを自作するのもいいがそうするとすでにいるキャラクター独自のシナリオは楽しめなくなる。それとすでに用意されたキャラはシナリオでも声優がしゃべってくれるが、自作キャラはしゃべらない。自分は何週もゲームをするつもりはないしシナリオは多いほうがいいということで既存キャラクターを主人公に設定した。そして仲間にできるキャラクターは主人公を除くと残り3人。最初のマップで6人の既存キャラクターの中から3人を選んで仲間に加えることになると思うが、この3人のイベントはそのまま楽しめる。後々イベントはなくキャラクターボイスもない傭兵が雇える様になるが面白みがないので自分は既存キャラクターを3人追加しただけで、傭兵は仲間にはしなかった。

戦闘システムも前作は少し違っている。キャラクターは物理シールトド魔法シールド値を持っている防具を装備する仕組みになっている。いわゆる敵の攻撃によるダメージを軽減する防御力というものはなく、敵の物理攻撃を受ければ物理シールド値が減っていき、魔法攻撃をうければ魔法シールド値が減っていくようになっている。このシールドがゼロになった状態で物理攻撃や魔法攻撃を受けるとHPが減っていくようになり、更に、物理状態異常攻撃や魔法状態異常攻撃をうけると確定でステータス異常となるようになっている。
前作の状態異常攻撃は状態異常攻撃をするキャラが強ければ100%状態異常が通るような状態だった。ボスクラスの敵ですら、戦闘開始後すぐに麻痺させて行動を封じることができてしまっていた。このシステムは駄目だと自分も思っていたので、この点を改善するためのシールド制なんだろうなと思った。最初はとっつきにくいシステムだなとは思ったがシステムになれてくると悪くないシステムと感じるようになっていた。

ゲーム難易度はストーリーモード、エクスプローラーモード、クラシックモード、タクティカルモード、オナーモードとある。左から右にいくにつれて難易度があがっていく。オナーモードはタクティカルモードと難易度自体は同じだがセーブスロットが一つだけでキャラが死ぬとオートセーブがされる仕組みになっていてパーティーが全滅するとセーブデータが削除される仕様で、失敗してもやりなおしができないようになっている。自分は前作をタクティカル難易度でやっていたので今回もタクティカルでプレイした。

今作は前作に比べてゲームのボリュームがある。プレイする場所の数もイベントも数も非常に多い。イベントの区切りごとにプレイする場所が切り替わっていく仕組みだが、前の場所でしたことが後々のイベントに影響してくることもあるのでそのあたりの作り込みも丁寧にされていると思った。シナリオの文章量も膨大だ。なんてことないキャラクターもべらべらとしゃべりまくるためすべての文章に目を通すとなるとかなりの時間が必要になる。自分は英語のままプレイしたのだが、ファンタジーものの小説を呼んでいるような状態で文章を読むのに手間取った。やれるイベントはほぼクリアしたつもりだが、ゲームをクリアするまでに要した時間は200時間ほどかかってしまった。戦闘にかけた時間より文章を読むことに費やした時間のほうが長かったと思う。それだけ文章量が多い。

戦闘難易度は結構シビアでターン制のストラテジーゲームなためそれなりに時間はかかる。タクティカルでやったせいもあるが、いくつかの戦闘は手こずった。どの戦闘も時間がかかるのでやり直しとなった場合には結構時間がかかってはくるが、特にやり直した回数が多かった戦闘でも5回くらいだったと思う。それ以外の戦闘は1回、2回でクリアしていた。戦闘方法はかなり自由で、じっくりと戦略を練れば簡単に勝てるような戦闘が多いし、非アンデットキャラを即死させるアイテムがあったりと、いくつも抜け穴が用意されている。そういうものを見つけられさえすればどの戦闘も簡単にこなせるようになるはず。攻略サイトなどを見てしまえば簡単にゲームはクリアできてしまうだろう。最適な戦闘方法を探すのも楽しみの一つではあるので、そのあたりを試行錯誤するゲームではある。

ゲームのストーリーはソースという特殊能力を持った人間たちが迫害されている世界で、その能力にまつわるストーリーをすすめていく話。似ている話として思い浮かぶのはX-Menかな。詳しい話はゲームをプレイしてみて楽しんでもらいたいので言わないが、絶対的な悪や絶対的な善のようなものはなく、主人公たちの行動も本人たちの都合で決められる。登場人物は各々の正義に基づいて行動しており、ある人間の正義はある人間の悪で、ある人間の悪はある人間の正義、というような状況が続く。どう考えても悪行だろうと思う行動をとっているキャラでもそのキャラの話をしっかり聞けばなるほど一理あるという行動をとっている。こういう勧善懲悪ではないストーリー展開は前作もそうだった。現実にいる人間たちもそうなのだからゲームでも非勧善懲悪であったほうが良い。

とまあ細かく書くのはだるいのでかいつまんで気になったところだけを書きました。良いゲームではあるし、有志によって日本語化もされているよなので気になる人はプレイしてみてください。



最後にネタバレになるので未プレイの人は見ないほうがいいがこのゲームの登場人物Lohseに関するイベントで聞ける歌の動画とその歌詞を翻訳しておきます。Lohseは悪魔に取り憑かれているキャラという設定。この人にまつわるイベントは非常に面白いのでおすすめ。あるイベントをクリアするとこの曲をLohseが歌うのだが良い曲である。歌を歌っているのはLohseの声優の人。ゲームではこの曲は誰が作ったのかは知らないとLohseは言っていた。





Come to me, the night is dark
Come to me, the night is long
Sing for me, I'll sing along
Sing for me, oh sing for me
こっちに来てくれ 夜は暗い
こっちに来てくれ 夜は長い
私のために歌ってくれ 一緒に歌うよ
私のために歌ってくれ 私のために

Sway with me, we'll make them scream
Dance with me, we'll make them bleed
Sing for me, I'll sing along
Sing for me, oh sing for me
私と一緒に揺れてくれ あいつらが叫びだすように
私と一緒に踊ってくれ あいつらが血を吹き出すように
私のために歌ってくれ 一緒に歌うよ
私のために歌ってくれ 私のために

Listen, do you hear it
Listen, do you feel it
Listen, I'm calling you
聞け 聞こえているんだろう
聞け 感じているんだろう
聞け 私はお前のことを呼んでいるんだ

Listen, you do know me
Listen, swing and roll me
Listen, I'm calling you
聞け お前は私のことを知っているだろう
聞け 私のことを踊らせてみてくれ
聞け 私はお前のことを呼んでいるんだ

You hardly know (hardly know)
お前はほとんど知らない

Let's make them scream
あいつらに苦痛を与えてやろう

2019年6月4日火曜日

Japanese Breakfast - Boyish の和訳

いい曲が見つからない、もしくはややこしくて訳せないってのが多くて最近訳を投稿していなかったがいい感じの曲が見つかったので投稿。Japanese BreakfastのBoyishという曲の歌詞を訳した。

最近は自分から積極的に良い曲を見つけていこうとしていない。この曲はGhost Gaming というプロゲームチームに所属しているthwifoという人が自身のyoutubeチャンネルにあげている動画の中で使っていたので気になって調べて見つけた。thwifoがチョイスする曲はなんかみんなこんな感じの曲が多い印象だった。

thwifoはフリーのバトルロイヤルゲームFortniteのプロプレイヤー。同じくTeam Liquid所属のFortniteのプロプレイヤーのChapが自身のTwitchの放送でかけていたPortugal the manの feel it stillという曲も良かったのだが、歌詞がややこしくて訳すのを断念した。feel it stillは政治的な意味合いがあるのはわかるのだけれど日本語に表現するにはどうしたらいいのかがわからない。

Feel it still も Boyishも古い曲だと思っていたのだが、最近の曲といわれて自分の耳も当てにならんと実感。

Boyishの方はロネッツとかああいうすごく古い時代の曲なんじゃないかなあと初めて聞いたときに思ったけど、まあ当たり前のように違うという。
Japanese Breakfastって変な名前だと思ったが、ミシェル・ザウナーとかいう人のソロプロジェクトらしい。この人は別に日系人ではなく韓国系の人間だとか。韓国のソウルに生まれて9ヶ月でアメリカに移住したらしい。子供の頃はアメリカに馴染みたいがあまり、自身がコリアンハーフであることを嫌っていたそうだが、韓国人の母親を癌でなくしてからはその出自にこだわるようになったそうだ。失った母親の代わりを求めてそうなったのかもしれない。ちなみに前述のthwifoもアジア系アメリカ人だったりする。

プロジェクトの名前の由来は、最もアメリカ的なものとそのアメリカ人が考える東洋的なものを組み合わせたということらしい。 あとはその名前を聞いて彼女のことを日本人だと思う人間と本当の出自を知っているファンの見分けがつくからいいじゃない、ということらしい

ミシェルは母親が癌でなくなる2週間前に結婚したらしい。その理由もそうすることで母親がもう少し長く生きられると思ったからとか。泣ける話じゃんか。

参考サイト
 https://www.heyalma.com/18-things-to-know-about-jewish-korean-musician-behind-japanese-breakfast/

ちょっと聞いてみた所いい感じの曲を多く作っててすごい人だなと関心。どこかで評価されてんのかなと思ったら、ピッチフォークの人たちから高評価を受けたとか。ピッチフォークの評論家はなんか選民思想にかぶれてる感じがして好きじゃないんだが、こういう人たちが評価をしているからこそシェル・ザウナーみたいな人たちが活躍できているんだろうなと思わざるを得ない。



Japanese Breakfast - Boyish



Your boyish reassurance is not reassuring
And I need it
And all of my devotion turns violent
If you go to her, don't expect to come home to me

あなたの子供じみた安心感はまったく安心できるものじゃない
けれども私はそれを必要としている
そしてより一層あなたに尽くしてしまう
もしもあの女のところに行くというなら 私のところに戻ってこれるなんて思わないで

I can't get you off my mind, I can't get you off in general
So here we are, we're just two losers
I want you and you want something more beautiful

あなたのことを考えている  いつもあなたのことを考えている
だから私達二人は負け犬
私はあなたを欲しているしあなたはもっと美しい人を欲している

Lack of inhibition works wonders in revealing every demon
And all this confrontation, this suffering
What do you want from me?
If you don't like how I look then leave

何もしないでいると嫌なことがわかってくる
こうして対面してみてわかってくる苦痛
あなたは私にどうしてほしいの?
私の見た目が好きじゃないならいなくなればいいじゃない


I can't get you off my mind, you can't get yours off the hostess
Watched her lips reserving tables
As my ugly mouth kept running

私はあなたのことを考えている あなたはあのホステスのことを考えている
彼女の唇がテーブルを予約しているときに私の醜い口は喋り続けている

Love me

私のことを愛して