SmithsのPanicを和訳したかったので和訳したけれど、それに関連してyoutubeのレコメンド機能について描きます。
youtubeで自動再生を続けていくと自分の好みに偏った音楽がおすすめされてされていく。おすすめされた曲でも気に入らないものがあれば「興味なし」とyoutubeに伝えればおすすめから外されていくのである程度おすすめされる曲の方向性を自分で決定することもできる。ここ1年位でおすすめされてきた曲で自分がリピート再生した回数が特に多かった邦楽は以下の7曲。
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Base Ball Bear - short hair
すべて自分好みの曲ではあるのだが、もしも「これらの曲の詞を読んでグループ分けをしてください」と学校の先生に言われたら自分なら2つのグループにわける。しかしまあどうして音楽というやつは詞のテーマがこうも限定されてしまうのだろうか。7曲もあるのにそのうち4曲が同じようなことを歌っている。様式美と言えば聞こえはいいのだろうが、代わり映えのしない光景だとも言える。そしてブログタイトルにあるSmithsの曲 Panicだが、この曲が見事に自分の気持ちを代弁してくれている。モリッシーがPanicの作詞をしたのは1987年くらいだから、もうずっと昔から音楽はこうなのだ。87年どころじゃないもっと前からそうだろう。ミュージシャンになったらそのことについて歌わないといけない、とおそらく決まっているわけで、だからこそ彼らがやっていることは様式美なのだ。先人たちが築き上げてきたポップミュージックのフォーマットを忠実に守っているわけだ。それを否定することはミュージシャンであることを否定することになる。多分そういうことなんだろう。しかし「他になにか歌いたいことないの?」って考えてしまう。そんなこと聞いたって、「他に歌いたいことはあるんだけどビートルズもそうしてるから」とか言い返されるんだろう。
別に片方のグループのミュージシャンを馬鹿にしてるわけではない。何度も聞き返すくらいに好きな曲なのは間違いない。しかしそういう曲を聞いて思うことは"Because the music that they constantly play,It says nothing to me about my life."で、「やっぱモリッシーだわ」、なのだ。
Smith - Panic
Panic on the streets of London
Panic on the streets of Birmingham
I wonder to myself
Could life ever be sane again?
The Leeds side-streets that you slip down
I wonder to myself
ロンドンの通りでパニックがおきている
バーミンガムの通りでもパニックだ
そしてこう考える
この生活が元通り正常になることはあるんだろうかと
君がつまずくリーズの横道
そこでこう思う
Hopes may rise on the Grasmere
But, Honey Pie, you're not safe here
So you run down to the safety of the town
But there's panic on the streets of Carlisle
Dublin, Dundee, Humberside
I wonder to myself...
グラスミアだったら希望はあるかもしれないが
しかし君、ここは安全じゃないよ
だからその街の安全なところまで走っていくんだ
しかしカーライルの通りでパニックがおきてる
ダブリン、ダンディー、ハンバーサイド
そこでこう思う
Burn down the disco
Hang the blessed DJ
Because the music that they constantly play
It says nothing to me about my life
Hang the blessed DJ
Because the music they constantly play
ディスコを焼き払え
あのイラつくDJを吊るし上げろ
あいつらがいつもかけてる音楽は
私の人生にまったく関係がないことを歌ってるから
あのいまいましいDJを吊るし上げろ
だってあいつらがいつもかけてる曲は
On the Leeds side-streets that you slip down
Provincial towns you jog 'round
君がつまずくリーズの横道
君がジョギングをしてる田舎の町々
Hang the DJ
DJを吊るし上げろ
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