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)のシリコンシームレスフィギュアだがとうとう自分も買ってしまった。見てたのはこのあたりのまとめとかだけど。
ファイセンリミテッド購入(良い点、悪い点)
https://togetter.com/li/948583
スーパーフレキシブルメールシームレスボディを見て驚く人々
https://togetter.com/li/905006
紹介写真をみて驚いたのは、しっかりとした筋肉造形が出来ている上に、素材がシリコンになってるから腕や上体を曲げたりするとまるで人体の皮膚のようにシリコンにシワがつくところ。まあ世の中にはオリエンタル工業のリアルサイズのエロシリコンドールのようなものがあることは知っていたけど、こんな小型で(1/6サイズでだいたい30cmくらい。)しっかりとした造形を持ったシリコンドールがあるのは知らなかった。一応デッサン人形用にミクロマンや例のダイソーとかでも売られてるオーソドックスな木製のデッサン人形は持っていたが、両方共壊れてしまっていたし、特に後者は造形がぬるくて人体構造の勉強にもならないからほとんど使っていなかった。なので思い切ってボディービルダー体型のPL2016-M34を買ってしまった。金額は9000円くらいだった。
【Phicen】PL2016-M34 male super flexible seamless body with metal skeleton ファイセン 1/6スケール シームレス男性ボディ(ヘッドなし)
価格:8980円(税込、送料別) (2017/2/22時点) |
このPL2016-M34は紹介用の商品写真だけみていても、かなり造形が精巧なのはなんとなく想像できていたが、フィギュアを買ってみて手にとってみてもやはりよく出来ていると感じた。上腕二頭筋や三頭筋のよく目立つ筋肉はしっかりと作り込まれているし、わかりにくい前腕の細かい筋肉もしっかり表現されている。首周り、胸筋や腹部の筋肉もいいし、わかりにくい背中の筋肉、臀部、脚の筋肉もどれもしっかり作り込まれている。細かい筋肉の造形がまっこと素晴らしいのである。可動もそれなりにするし、ある程度ポーズもつけられる。可動域やポーズのつけやすさなんかは比較対象になるようなフィギュアを知らないので確かなことは言えないが、素人目では特に問題ないように思えた。
PL2016-M34は超マッチョなボディービルダータイプということだったが、筋肉の作りを勉強するためにはこのフィギュアは買って正解だった。ファイセンからは他にもたくさん男性フィギュアが販売されているが、他のものはPL2016-M34よりも筋肉の表現、大きさが控えめだった。それでは筋肉の勉強にはならないなとマッチョなPL2016-M34を購入しました。絵を描くときに見るのなら筋肉が記号的に誇張、整理されているもののほうがいい。そのあたりが曖昧だと形を把握しにくい。
男のフィギュアだけを見て絵を書いていけるかなと思ってはいたが、やはり筋肉がボコボコしていて女の人の絵を描く時にそれだけをみて描くのは難しいなと感じたのでついでにファイセンの女性フィギュアも買ってしまった。PLMB2016-S16というのがそれだが、これはPLMB"2016"という型番の通り、PL2016-M34と同じく2016年に販売されたもの。M34は2016年の10月頃に発売されたが、S16は1月頃に発売された、ファイセン女性素体の最新モデル。購入価格は7,000円くらい。ファイセンのフィギュアは改良を重ねて今のモデルになっているらしいので過去のものは最新のものに比べて可動に問題があったりするとか。なのでとりあえず新しいものを買っておけば問題ないだろうと女性フィギュアはPLMB2016-S16を購入。肌色はペイルという、白目の肌色。
【Phicen】female super flexible seamless body PLMB2016-S16A S17B ファイセン 1/6スケール シームレス女性ボディ アジア(ヘッドなし)
価格:6980円(税込、送料別) (2017/2/22時点) |
男性なら肩幅が広く骨盤はそれよりも狭い。女性なら肩幅が狭く逆に骨盤はそれよりも広くなるし、上前腸骨棘という骨盤の上部が皮膚に浮き出て来てその上に外腹斜筋が綺麗に乗っかるような感じになってる、はずだが、ファイセンの女性フィギュアはそのあたりのディティールが甘く非常に残念なことになっていた。まあシリコンドールで骨盤の硬さの表現は難しいとは思うが。シームレスフィギュアなのだから当然関節を曲げたときの皮膚感はあるが、女性用フィギュアの場合、ある程度の太さがある胴体を曲げたときはいいんだけど、それ以外の腕や脚になってくるとPL2016-M34のように重厚な筋肉がついていないため、曲げると「ふにゃり」と曲がり、そこにシリコンの皮膚がくっついてくる感じで物悲しい。まあフィギュアの作りはそこまで悪くないし、一般的なニーズを満たすには十分なのかもしれない。このフィギュアは服を着せることも考えて作られているようなのでそのあたりに配慮した作りになっているのかもしれない。ただまあやはり男性フィギュアに比べると女性フィギュアは作りがぬるかったです。
一応 PL2016-M34とPLMB2016-S16を並べた写真を貼っときます
こうみるとペイル肌のPLMB2016-S16は色味が本当に白い。男の方は日焼けした男性ならこのくらいの黒さはありえるだろうが、白肌は上におしろいでもふりかけているのかというくらいに白い。もしくはジンジャー肌の白色。こういう極端な白さを求めるのであればPLMB2016-S16はありかもだが自然な肌色を求めるのであればペイルを買うのは止めたほうがいいと思う。あと男性と女声の足の長さがほぼ一緒なのも写真でわかると思う。それくらいPLMB2016-S16はスーパーモデル体型なのである。自分はこういう非現実的な女性の体型は好きではないのでもう少し頭身を低くして人間っぽさを出してほしかった。
あとファイセンフィギュアの紹介動画はyoutubeにたくさんあるので購入を考えて知る人とかはそのあたりをみて確かめたほうがいいかもしれない。
これはPL2016-M34の紹介動画。
これはPLLB2014-S09。
これはシリコンの皮膚の中がどうなっているのか紹介している動画。
一応シリコンドールには寿命があるらしいのでそこは注意。シリコンが劣化してくるとシリコン自体が硬くなって皮膚に亀裂が入って割れてしまったりするとか。結構高いので、何年か持ってくれれば助かるのだが。
いつもボディビルダーの写真を見たり、3Dのフィギュアを見ながら絵を書いてきたが、手元で簡単にポージングがつけられる精巧なデッサン人形があるというのはかなり便利。ファイセンのシームレスドールはおすすめです。
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