2008年1月10日木曜日

The Who - Substitute 訳

The Who - Substitute
邦題 恋のピンチヒッター

You think we look pretty good together
You think my shoes are made of leather

But I'm a substitute for another guy
I look pretty tall but my heels are high
The simple things you see are all complicated
I look pretty young, but I'm just back-dated, yeah

Substitute your lies for fact
I can see right through your plastic mac
I look all white, but my dad was black
My fine looking suit is really made out of sack

I was born with a plastic spoon in my mouth
The north side of my town faced east, and the east was facing south
And now you dare to look me in the eye
Those crocodile tears are what you cry
It's a genuine problem, you won't try
To work it out at all you just pass it by, pass it by

Substitute me for him
Substitute my coke for gin
Substitute you for my mum
At least I'll get my washing done


君は僕らのことをお似合いだと思ってる
君は僕の靴が革製だと思ってる

でも僕は他の男の代わりだし
大きく見えてもヒールが高いだけ
単純にみえてもみんな複雑なんだ
僕は若く見えるけど、若作りしてるだけ

事実の代わりに嘘をつく
君のマッキントッシュコートが透けて見えるよ
僕は白人に見えるけど親父は黒人だった
格好いいこのスーツだって本当はずだ袋でできてるんだ

プラスチックのスプーンを咥えて僕は生まれてきた
僕の街の北側は東に面していて、東側は南に面してた
そして今、君はあつかましくも僕の目を見つめているけど
君の涙は嘘泣きの涙
それが大いに問題なんだけど、君はどうしたって
それを解決しようとしない
問題を先延ばしにしてるだけ

僕は彼の代用品
ジンのかわりにコークを飲む
君はママの代わり
少なくとも洗濯はしなくちゃな


ワニの涙っていうのは、ワニが獲物を狩るとき涙を流してみせる、もしくは罪の意識から涙を流すという話から。

プラスチックのスプーンというのは、おそらく鉄のスプーンとの対比から。


とまあ、訳してみたが、こんなところか。
日本語訳は昔、My generation、デラックスエディションについていた日本語訳をみたことがある。けどひどい訳出だったのを覚えていて、なので自分で訳をしてみた。しかし恋のピンチヒッターってのはどうなんだろうか。この詞の主人公はピンチを凌ぐための代役じゃあないだろうし。でもひねくれていていい詞ですね。ちなみに昔、宮子和眞がやってたNHKラジオのギターポップ特集のOPにこの曲が使われていてそこで初めてこの曲の存在を知りまして。それまでWhoといったらハードロックなイメージしかなく食わず嫌い状態だったのですが、でこんなポップな曲も書くんだなあと驚いた次第であります。



0 件のコメント:

コメントを投稿