2015年11月27日金曜日

Fallout4 SSDとHDDの読み込み速度の違い

Fallout4のデータはSSDにおいたほうがほうが早いと聞いたのでSSDにFallout4のゲームデータをおいて計測してみました。

計測に使用したHDDは特筆することもないWestern DigitalのSATA3.0 (6Gbps) 1TBの3.5インチHDD
SSDはサンディスクのSDSSDA-240G-J25C 240GB 1万円くらいで買える安いやつ
リンク先がそのSSD

SanDisk SSD PLUS 240GB [自社製MLCメモリー搭載] [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDA-240G-J25
Posted with Amakuri
サンディスク
販売価格 ¥10,581
(2015年11月27日11時16分時点の価格)

ゲームを立ち上げてからゲームを再開するまでの速度(セーブ地点は読み込みオブジェクトの少ないRed Rocket Truck Shop)
SSD 15秒
HDD 46秒

読み込みオブジェクトの少ないRed Rocketから廃ビルがたくさんある地区へのファーストトラベル速度
SSD 20秒
HDD 44秒

あとはその逆で廃ビルのたくさんあるところからRed Rocket へのファーストトラベル速度
SSD 12秒
HDD 24秒

という結果になりました。SSDでゲーム再開までにかかる時間はHDDの3分の1。ファーストトラベルでのデータロード時間は2分の1。

あとは計測とは関係ないけどこのゲームは一度読み込みが終わった地区に近い場所へのファーストトラベルだと多少は読み込み速度があがる感じ 移動場所が一変するとデータを全て読み直さないといけないようで読み込み速度が遅くなる
とまあ、今までHDDにデータをおいてFO4をやっていたけどあまりにもロードが遅くてイライラしたのでSSDを使ってみたがやはり全然速度が違う感じになりました。このゲームをやるひとは余裕で何百時間と時間を費やすことになるだろうからこの差は蓄積されていくとかなりデカイ。特に拠点を作るときにはあちこちファーストトラベルしまくってジャンク素材を集めることになるのでロード時間が長いと話にならない。というわけでSSDが使える人は絶対にSSDを使ったほうがいい。

2015年11月20日金曜日

PCでFallout4やってます PCスペックや前作からの変更点などなど

Fallout4をプレイ中。PCでやってます。ゲームをやってるPCのPCスペックはPhenom Ⅱ X4 945、Geforce 750Ti ビデオメモリ2GB、RAM 32GB。グラフィック設定はミドルで。処理が重そうなところでたまーにカクつくけど特にストレスは感じず。RAMは2GBも使わない感じなので、8GBもあれば十分だと思う。

ページ下部にスクリーンショットを何枚か載せてみたけど、これ一番最後の画像以外はちょっとコントラストだけいじってますのでご注意。トレイラーもそうだったけど、リアルにしたいからそうしたのかどうかはわからないけど、まぶしすぎたり、暗すぎたりする場面が結構多い。今回は操作キャラの顔が会話の途中に大写しになるがこの時に暗いところでの会話だったりすると顔が真っ暗になったりする。あとは分かるところだと反射の部分はリフレクションマップを使ってるところが、リアルタイムに反射計算してると思われるGTA5とかと比べると劣るかなという感じ。大して気にはならないけど。グラフィックが悪い悪い言われてたけどまあいい感じではないだろかと思った。

ゲームシステム的な変更もあった。スキルがなくなったところがデカイ。タグスキルとか決めてどういうキャラにしていこうかな、とか考える楽しみはなくなった。まあインテリジェンスあげまくってスキルブック拾いまくれば全部のスキルをマックスまで上げられちゃうゲームだしなくてもいいのかなとは思うけど。ベガスなんてボリスティックフィスト使ったら素手スキルなしでも強いとかおかしなことになってたし。スキルがなくなった分、SPECIALが重要になり、キャラ育成に響いてくるようになってる。取得できるPERKはSPECIALとレベルで決まってくる感じ。SPECIALを極端な構成にしてるとほとんどのPERKがとれなくなるみたいなことになるので注意したほうがいいかもしれない。特にカリスマが説得に影響するようになったのは大きな変化かもしれない。ミステリアスストレンジャーが欲しいならラックも必要になる。

VATSで攻撃をするとクリティカルゲージが貯まり、VATS中に任意のタイミングでクリティカル攻撃ができるようになった。なのでVATS無し縛りとかやるとなるとクリティカル攻撃はできなくなる。
ラジオの曲は新しく追加された曲もあるが、Fallout3で使われたものも使われている。Dear hearts and gentle peopleがFallout3のトレイラー曲からラジオで流れる曲になっていたり。
難易度の最上位にサバイバルが追加。サバイバルでやってるけどvery hardとの違いがわからない。死ぬほど難しい、というほどではない気がする。
雨がふるようになり、STALKERのように核の嵐が起きるようになった。嵐の中出歩くと放射能ゲージがガンガンたまっていく。ベンチに座ったり、寝たりしないかぎりは、時間経過させることができなくなった

今作はSkyrimの要素を取り入れたFalloutを出した、という感じがする。Oblivionの後に出たSkyrimもFallout3とFallout New Vegasの影響をうけて作られたようなところがあったし、同じ会社からでているオープンワールドゲーム同士開発にもなにかと影響がある模様。今作のグラフィックというか風景の色使いなんかをみてると、非常に殺風景で寒々しい雰囲気がでている。前作のNew Vegasは砂漠の暑さ、陽気さがあったがそういうものはなくなった。とまあ、マンネリ化を避けるための細かい変更点はいくつかあるがFalloutの続編としては問題ない出来だった。ダンジョンの細かい舞台設定がコンピューター端末に残されたログから読めたりと、このあたりも変わっていない。 ブラックユーモアもそのまま。(ヤク中のおばあさんには笑った。)やはりおもしろいゲームでした。Falloutファンなら問題なく楽しめるでしょう。






2015年11月18日水曜日

ハードディスク修復ソフト R-Studioを使ってRawになったHDDからデータを復元した

HDDのパーティション操作中に電源がきれてディスクがRawになってしまった。NTFSでもFATでもないファイルシステム。自分が使っているOSはWindows7 64bitだが、こうなるとWindowsはディスクをフォーマットしろ、としかいってくれなくなる。フォーマットしたら中身のデータがぶっこわれるだろうが!いじっていたHDDにはC、D、Eと3つのパーティションがあった。CとDの中身は別に用意したSSDにコピーしていたので不要になった。Eの中には色々とデータを保存していたので、とりあえず不要になったCとDをフォーマットし、空き領域を全てEにまとめてしまう作業をしていたが大惨事になった。

HDDのSmart情報を読んでみたが特に異常はないので物理的な破損はない。なのでソフトウェア的にデータが壊れただけだった。ディスクをみるとパーティションは1つにまとめられていたがそこにあるはずのパーティションEのデータにアクセスができない。とりあえずパーティション破損ということでパーティション修復を試みた。有名なTestdiskを使ったが、まったくだめだった パーティション情報はぐちゃぐちゃで話にならないなのでディスクに残ったデータを復元するR-Studioというソフトを使った。R-Studioでスキャンしたら元のパーティション情報がだいたい生きてた。 パーティションを削除しただけで特に手を付けていなかったのが良かったのか、パーティションはCもDもEもそのままだった。なので残っていたパーティション情報からデータを拾ってきてなんとか事なきを得ました 。ただR-Studioでの修復作業に手間取った そのことをちょっと書いておきます。

とりあえずR-Studioのマニュアルの指示通り、R-StudioでHDDのイメージファイルを作成してから作業をした。 イメージファイルの 拡張子はdskになる。作成したイメージファイルからの操作ならオリジナルのHDDに書き込みをしないで済むのでHDDの中身を壊さずにすむ。 HDDに残ったデータに上書きなどしてしまうと元のデータは修復不可能になるのでこういう作業が必要になる。 イメージファイルの大きさは970GBくらいになった。超でかい。今回はこのイメージデータを読み込んで作業をした。Rawになったハードディスクには触れていない。


このR-StudioはHDDをスキャンし、どのあたりにデータがあるのかまず調べる。
そして調べた結果残るスキャンデータを拡張子scnファイルに別途保存できる。
その保存データを使えばR-Studioで作業するときに毎回ゼロからスキャンをやり直しする必要はなく、前に作成したスキャン結果を再利用できるのだけれどスキャンするHDDの状態や容量によってこのscnファイルの大きさが変わってくる。修復するHDDがものすごく大きくてもscnデータは数MBくらいで済むこともある 逆に小さいのにGB単位になったりする。今回破損した1TBのディスクのスキャンデータが3GB近くになった。 scnデータの容量が小さいほうが作業は楽で逆に大きければ大きいほど作業が大変になる。(ということが今回わかった笑) デカイスキャンデータは全て読み込むまで異常に時間がかかり、メモリーを消費し、CPU使用率が跳ね上がる。今回の3GBのscnデータはすべて読み込むまで2時間以上かかる出来損ないのscnデータだった。
その上、スキャンデータが記録しているパーティション情報を読み込むと読み込み率が99%までくるとR-Studioがフリーズするという始末。うまく読み込めるパーティションでもメモリー消費量がヒドイ量になる 10GB以上消費するのはザラ。 ソフトがフリーズしたら当然scnデータの読み込みからやりなおし。また二時間以上待つことになるわけだ。これではまったく作業にならない、とやり方を変えた。

色々試したが、問題なのは1TBのHDD全領域をスキャンして作成した3GBの巨大scnファイルを読み込んで作業しているからだと判明。このソフトはスキャンする範囲を限定できるので、とりあえず0GBから300GB,300GBから600GB、600GBから最後、と3分割してスキャンし、scnデータを複数作ってみた。それでも一個あたりのscnデータは1GB前後になった。1GBx3,3つのscnデータを作成して作業をした。これがうまくいき1GBのscnデータを読み込むのに必要な時間は数分に短縮され、そこからパーティションデータを読み込んでもフリーズせず、メモリー消費量も抑えることができた。

とまあネットを検索しても情報がほとんど見つからなかったので参考になればと思いR-studioの復元作業レポートを書いておきました。

2015年11月5日木曜日

英語で歌う邦楽バンドのスケベ根性について MAN WITH A MISSIONの英語詞について

久しぶりに批判的な事をいうけれど、適当にYoutubeで音楽垂れ流していてなんかひっかかったので。MAN WITH A MISSIONという邦楽のロックバンドについて一言。

MAN WITH A MISSION 『Raise your flag』

MAN WITH A MISSIONとか言う日本のバンドのRaise your flagという曲を聞いていていてなんとも気持ち悪い感じがした。日本人なのにほとんどの歌詞を英語で歌っているからだ。ヴォーカルの英語の発音は頑張っているとは思うがとても流暢とはいえない、日本人の英語だ。そこでなんか想像してしまった。このバンドのヴォーカルはひょっとして英会話スクールかなんかに通って英語の発音を鍛えてもらっているのかなとか。その想像をちょっとしてしまった瞬間 「ダサいね。」となってしまった。例えば同じく邦楽バンドで英語歌詞を歌う、ONE OK ROCKのヴォーカルのように英語の発音がしっかりできている人間の英語ならばそういう舞台裏が想像できないから問題はない。単純に歌に使う言語の中に英語という選択肢が自然と存在しているからそれを選んだんだろうと、何も問題なく受け止められるからだ。

ONE OK ROCK - The Way Back - Japanese Ver. - [Official Music Video]


英語発音がしっかりとできなくても英語で歌ってロックをやろう、みたいなことをする人間は昔っからいる。日本の悪しき風習だ。例えば古いところなら60年台の邦ロックバンド、ジョー山中と内田裕也のフラワー・トラヴェリン・バンドなんかまさにそれだ。(まあ、あの時代は第2次世界大戦が終わって間もなく、日本にまったくロックが存在していなかった時代だからそこまでひどくは言うつもりはないが。)10年くらい前だったらメロコアバンドのハイスタンダードあたりの連中なんてのもそうだし。

Hi-STANDARD - Stay Gold [OFFICIAL MUSIC VIDEO]

ヒドイ発音である

英語オンリーだけじゃなくても、サビで英語、それ以外は日本語みたいなキメラ型の曲はもはや日本のナショナルスタンダードだ。そしてその日本のお家芸はアメリカのアニメ、サウスパークの「Good Times with Weapons」というエピソードでバッチリと皮肉られている。

無茶苦茶な発音の日本語と英語が入り混じった、Let's fighting loveという意味の分からない英語歌詞が飛び出すキメラ型の曲を背景に、サウスパークのワルガキ達が日本のリアルなアニメ調に描かれ、日本製の武器を振り回しながら戦う。
Protect my balls = 金玉を守れ




こんな感じに昔っから、「私ら日本人にストレートに伝わらない英語で歌えば本場のロックに近づけると思っているんじゃないか?」、「日本語でロックをやっている人達より一段上に上がったような気分になってるんじゃないか?」、と勘ぐってしまうようなことをしているバンドが日本には存在している。 自分はそうやって欧米を上に、日本を下にみたような連中が歌う下手糞なEngrishロックが大嫌いだ。確かに無駄にカッコつけるのはロックバンドの性である。ただカッコつけて英語で歌っても発音がだめだったらその時点で格好が悪いのだ。ロックバンドがかっこ悪くてどうするんだと。
だから自分は英語が使えないのに無理に英語を使う日本人ミュージシャンを意識的に避けている。 逆に例えばイースタンユースのように英語より日本語だ、と日本語で力強く歌い、ジャパニーズロックをロックンロールする人達が大好きだ。自分が好きなバンドだったら他にも奥田民生のユニコーンだとかブルーハーツなんかもいるが、この人達が日本語で歌を歌ったってまったく問題がないわけだ。格好いいんだ。日本語のままで格好いいのになぜ使えない英語を無理矢理使う格好悪い奴等がいるんだ?

Eastern Youth - 踵鳴る



そこで MAN WITH A MISSIONに話を戻す。なぜお前たちは英語で歌いたいのか、と聞きたい。なぜ日本語を選ばないのかと。英語ができないのに英語を選ぶ理由はなんなんだ?ずるいんだよ。この人達からは、「英語で歌えば歌詞の内容へ批判が来ないし、それに加えて本場のロックに近づけるからかっこよくなる」、的な逃げを感じてしまう。英語で歌う前に別のところに力を入れろよ。いくらカッコつけてギターを構えて曲を演奏したってそのダメダメな英語発音が全てを台無しにしてるよ。ロックミュージックという文化が欧米中心で動いてるから仕方ないのかもしれないが、けれど腐っても君らはロックバンドだろう?だったらちゃんとカッコつけてみせてくれと。ロッカーってのはロックバンドというドラマを演じるある意味役者なんだ。だからカッコ悪いところなんて見せずに完璧にドラマを演じて見せないと駄目だ。何もかも欧米の猿真似で、使う言葉まで下手な真似してちゃあ流石に冷めますよ。英語ができないのに英語で歌ってしまう日本のロックバンド、それは下手糞な演技をしている大根役者と何も違いがない!

MAN WITH A MISSION、御大層なバンド名である。使命を持った人間、とでも訳せばいいのか。 Raise your flagという曲の歌詞をみるとわかるがこの曲の歌詞の内容は、「お前が自分で進むべき道を選択しろ」、的なメッセージ性のある曲なんだ。でも歌詞は英語ばっかりなんだ笑 母国語が日本語である我々日本人には一直線に伝わらない。馬鹿馬鹿しい。音楽の話ではないが、例えば ハリウッド映画では英語が不得意な役者は重宝されない。下手な英語は単純にカッコ悪いからだ。 下手な英語は映画の世界観を台無しにしてしまうからだ。MAN WITH A MISSIONよ、英語で歌うくらいに欧米が好きなら彼らのプロ意識を見習ったらどうか?

ついでにいっとこう。Raise your flagのPVだが、外人ばかりでてきやがる。これも日本のお家芸。 プロモーションビデオを作るアイデアがないからとりあえず格好良く見える背の高い外人を映像に詰め込んどきゃそれらしくなるだろう、と安直に作られたクソプロモである。日本で曲とプロモーションビデオがセットで売り出されるようになった時代になってから、常にこの手のクソプロモビデオは日本で乱造されてきた。バンドメンバーが演奏する傍ら、白人やら黒人やらがちょこまかと駆けずり回る、ただそれだけの映像だ。最近ではこの手のプロモもいくらか減ってきたように思えるが、映像制作側に残っている昔の人間が楽をしているんだろうか、未だにこの手のプロモーションビデオが飛び出してくる。まあこのバンドにはぴったりだけれど。

とまあ、 BEAT CRUSADERSの真似かSlipknotの真似か、はたまたResidentsの真似なのかしらんし興味もないが、狼のマスクで顔を隠して英語詞でバンドを隠す、 MAN WITH A MISSIONについて思ったことを語りました。 しっかりと使えない英語をかっこつけで無理やり使っているような欧米コンプレックスに押しつぶされているような連中は単純にロックじゃない。かっこ良くない。最後にRaise your flagと言われていますから、とりあえず旗でもあげときましょうか。MAN WITH A MISSION、あなた達のプロ意識に白旗です。